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子どもたちの箸の持ち方を見ると、箸を握って持つ「握り箸」や交差させて持つ「クロス箸」などユニークなものが多く見られます。子どもたちにとって、正しい箸の持ち方を習得するのは意外に難しいことなのかもしれません。

しかし、正しく箸を持って食べると食べやすいだけでなく、そのしぐさは見た目にも美しいものです。また正しい箸使いは、食事をおいしく食べるための基本的なマナーのひとつでもあり、子どもでもちょっとしたコツを覚えれば、上手に使いこなすことができます。焦らずに、上達を楽しみながら練習しましょう。

●箸の選び方

1.長さ:       子どもの親指と人さし指を直角に広げ、指先間を結んだ長さの1.5倍くらいが適しています(図1)
2.材質 滑りにくいものがよく、練習には安価な割り箸なども好都合です。
3.形  滑り止めがついているなど、持ちやすい工夫がされているものもあります。


●練習方法

1 親指、人さし指、中指の3本で箸を1本持ってみます。
この時、薬指と小指は少し曲げましょう。(図2)

[ポイント]
・鉛筆を持つように持つ。
・親指は人さし指の第1関節あたりに添える。
・指の力を抜いて軽く持つ。
2 もう1本の箸も持ってみましょう。薬指の爪の横に後から加えた箸の真ん中あたりが来るようにします。(図3)

[ポイント]
・下の箸は親指の付け根で押さえる。
3 箸の先を揃えましょう。(図4)

[ポイント]
・箸2本の間は狭くないか。
・正しく持てるようになったら2本同時に持つ練習をする。
4 つかむ練習をしましょう!(図5、図6)

[ポイント]
・下の箸は動かさないのがコツ。上の箸を動かして、2本の箸先を合わせ、ものをつかむ。
・箸はゆったりと握りながらも、箸先には力が入るようにして繰り返し練習する。
― 上達のためのアドバイス ―
食べる度に箸の持ち方についてやかましく言われたら、楽しい食事も台無しです。食事以外の時に、ゲーム感覚で練習してみてはいかがですか。

まず綿やスポンジなどのつかみやすいものを用意し、箸で器から器へと運びます。そして上達に伴い、豆などのつかみにくいものへと変えていきましょう。大人は利き手ではない方の手で箸を使って、子どもとタイムを競うのも楽しいですよ。

ここで一番大切なのは「上手に出来たら必ずほめること」。そして、和やかなコミュニケーションの中で、自然に習得できるといいですね。

 

連結:http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/qas/510_u.html

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